はじめに
みなさん、こんにちは!
少し前に、南海トラフ地震についてお話ししました。
以前の記事はこちら↓↓↓
「南海トラフ地震:迫り来る巨大地震、あなたは準備できていますか?」
今回は特に、この地震が引き起こす「津波」にフォーカスをあてて解説してみます。
怖がるだけではなく、しっかりと準備をしておくことが大切です。
この記事では、津波の速さとハザードマップの活用法について、わかりやすく解説します。いざというときに命を守るための具体的な行動について、一緒に考えていきましょう!
津波の速さとその影響
津波の速さは?
まず、「津波の速さ」についてお話しします。
津波は、地震によって海底が動くことで発生する巨大な波です。
その速さは驚くべきもので、深海ではなんと時速約800キロメートル!これは、ジェット機と同じ速さです。
そ、、そんなに早いの!??
沖合では波として目立たないのですが、沿岸に近づくと急激に波高が増します。
津波の到達時間
地震が発生してから、津波が沿岸に到達するまでの時間は早いところでほんの数分から数十分。これが、津波の恐ろしさの一つです。
津波警報が発令されたら、すぐに避難を始める必要があります。時間との勝負ですから、心の準備をしておきましょう。
津波の破壊力
津波は、その速さと高さによって大きな破壊力を持ちます。
例えば、津波の高さが1メートルを超えると、木造家屋に被害が出始めます。
さらに、津波は引く時にも強い力を持ち、破壊した物を海中に引きずり込むことがあります。最初の波が小さいからといって安心してはいけません。後から来る波がもっと大きくなることもあるのです。
ハザードマップの活用とその重要性
ハザードマップとは?
さて、次はハザードマップについてお話ししましょう。
ハザードマップは、自治体が作成した地図で、地震や津波のリスクが示されています。
ハザードマップはこちらから確認できます。
↓↓↓
「ハザードマップポータルサイト」
国土交通省が運営するもので、住所を入力することでその地点の災害リスクを調べることができます。
このサイトでは、洪水、土砂災害、高潮、津波のリスク情報を確認することができます。
他にも、各自治体が提供しているものもあり、各地域に応じて詳しい情報が書かれています。
ハザードマップには、津波の浸水予想区域や避難場所、避難経路が記載されています。
自分の住んでいる地域のハザードマップを確認することで、具体的なリスクを理解し、避難行動を計画することができます。
ハザードマップの活用方法
まずは、自分の住んでいる地域のハザードマップを手に入れましょう。多くの自治体では、公式ウェブサイトから簡単にダウンロードできます。
これを使って、どの地域が津波の影響を受けやすいのかを把握し、避難経路を設定することが大切です。高台や指定された避難場所への経路を確認し、できるだけ複数の経路を把握しておくと良いでしょう。
地震や津波の影響で特定の道路が通行止めになる可能性もあるので、
柔軟に対応できるようにしておきましょう。
ハザードマップの重要性
ハザードマップは定期的に見直すことが必要です。新しい情報が追加されたり、地域の状況が変わったりすることがあるため、最新のマップを確認しておくことが大切です。
また、地域の防災訓練に参加し、コミュニティとの連携を強化することも重要です。地域の人々と協力し合うことで、災害時の情報共有や助け合いがスムーズになります。
避難時の行動と準備
避難時の行動
津波警報が発令されたら、すぐに高台や安全な場所へ避難することが命を守る鍵です。
津波は非常に速く到達するため、迅速な行動が求められます。
避難経路を事前に確認し、実際にその経路を歩いてみることをおすすめします。避難訓練を定期的に行うことで、実際の避難行動をシミュレーションし、万が一の際に冷静に行動できるようになります。
避難時の持ち物リスト
避難時には、必要な持ち物を事前に準備しておくことが重要です。
以下は、避難時に持っていくべきアイテムのリストです。
- 飲料水: 1人あたり1日3リットルを目安に準備。
- 非常食: 長期保存が可能な食品(缶詰や乾燥食品など)。
- 懐中電灯と予備の電池: 停電時に役立ちます。
- 救急セット: 基本的な応急処置用具を含む。
- 衣類: 着替えや防寒具。
- 貴重品: 身分証明書や現金など。
- 携帯電話と充電器: 情報収集や連絡手段として重要。
まとめ
南海トラフ地震に備えるためには、津波の速さを理解し、ハザードマップを活用することが不可欠です。
津波は非常に速く到達し、危険な波が続く可能性があるため、事前の準備と迅速な避難が命を守る鍵となります。
自分の地域のハザードマップを確認し、適切な避難経路を設定することで、万が一の際にも冷静に行動できるようにしましょう。
いつ起きるか分からない大災害。
でもだからこそいつ起きても対応できるよう、
日頃から家族や地域と連携し、共に安全な避難行動を実践していきましょう。
ではまた!