30代からでも遅くない!職業訓練制度を活用したキャリアチェンジ

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はじめに



みなさん、こんにちは!

「レジリエンサーCafe」の管理人

30代で脱サラ、専門学生をしているレジサンです。



 私は30代で10年間勤めた機械エンジニアの仕事を辞め、ITの世界に飛び込みました。


 その際に活用したのが、国の職業訓練制度です。



 今回は、私の経験を交えながら、職業訓練制度について詳しく解説していきます。
 キャリアチェンジを考えている方、新しいスキルを身につけたい方にとって、有益な情報になるはずです。さあ、一緒に見ていきましょう!



職業訓練制度とは?








 職業訓練制度は、厚生労働省が主導する就職支援プログラムです。


 この制度は、求職者や在職者が新しい技能を習得したり、スキルアップしたりすることを支援し、雇用の安定と促進を図ることを目的としています。


こんなメリットがあります!



  • 無料または低額で受講可能

  • 幅広い職種やスキルに対応

  • 実践的な訓練内容

  • 就職支援サービスの提供



 これらの特徴を活用することで、あなたも新しいキャリアへの第一歩を踏み出せるかもしれません。




職業訓練の種類




 さて、職業訓練には主に以下の種類があります。

 自分に合った訓練を見つけるために、しっかりチェックしてみてください!



  1. 公共職業訓練
    • ハローワークを通じて申し込む訓練です。都道府県や独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が実施しています。


  2. 求職者支援訓練
    • 雇用保険を受給できない求職者向けの訓練で、民間教育訓練機関が厚生労働大臣の認定を受けて実施しています。


  3. 在職者訓練
    • 在職中の労働者のスキルアップを目的とした訓練で、同じく都道府県や独立行政法人が実施しています。





私の経験:ITへの転身


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 私の場合、2年制の専門学校に通うことを選びました。

 これは公共職業訓練の一環として実施されているもので、ITスキルを基礎から学ぶことができるプログラムです。


なぜITを選んだのか?




 機械エンジニアとして10年間働いてきましたが、

 以下の理由からITへの転身を決意しました:

  • 技術の進歩が速く、常に新しいことを学べる

  • 将来リモートワークが出来る可能性もある

  • 幅広い業界で需要がある

  • 前職での経験(製造業の知識)を活かせる可能性がある





訓練内容




2年間の訓練で、以下のようなスキルを学んでいます。

  • プログラミング言語(Java, Python, JavaScript等)
  • データベース
  • ネットワーク
  • セキュリティ
  • Web開発
  • システム設計

    etc…




 理論だけでなく、実践的なプロジェクトも多く、即戦力となるスキルを身につけることができます。



訓練を受けてみての感想



 正直なところ、最初は不安でいっぱいでした。
 30代でのキャリアチェンジ、全く新しい分野への挑戦。


 しかし、実際に訓練を受けてみると、以下のようなメリットを感じています


  • 体系的に学べる
    初心者でも基礎から順を追って学べるので、着実にスキルアップできます。

  • 同じ志を持つ仲間との出会い
    様々な背景を持つ受講生との交流は、モチベーション維持に大きな役割を果たしています。

  • 経済的負担が少ない
    国の支援があるため、低コストで専門的なスキルを習得できます。

  • キャリアサポート
    就職支援も充実しており、転職に向けての準備もしっかりできます。





職業訓練制度のメリット


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 私の経験を踏まえ、職業訓練制度の主なメリットをまとめると以下のようになります

  1. 低コストで専門スキルが習得できる
     通常、専門学校や大学院等で学ぶ場合、高額な学費が必要になります。しかし、職業訓練制度を利用すれば、無料または低額で受講できます。


  2. 実践的なスキルが身につく
     座学だけでなく、実践的な演習やプロジェクトが多く組み込まれているため、即戦力となるスキルを身につけられます。


  3. 就職支援が充実している
     多くの訓練プログラムでは、履歴書の書き方や面接対策など、就職に向けてのサポートも行っています。


  4. 幅広い年齢層が対象
     私のように30代でのキャリアチェンジも珍しくありません。年齢に関係なく、新しいスキルを習得する機会が提供されています。


  5. 訓練期間中の生活支援
     条件を満たせば、訓練期間中(最長2年間)失業手当を受給することができます。

     失業手当の額は前職の収入によって異なりますが、一般的に離職前の賃金の50〜80%程度となります。

私の場合、前職の収入の約6割、具体的には毎月18〜20万円程度の失業手当を受給しています。

これにより、訓練に専念しながらも、ある程度の生活水準を維持することができました。
とても助かる制度ですよね。






職業訓練を受ける際の注意点





 職業訓練制度は素晴らしい制度ですが、以下の点に注意が必要です

  1. 訓練期間中の収入
     失業手当を受給できる場合でも、前職と比べると収入が減少することが一般的です。生活スタイルの見直しや、貯金の活用など、経済面での準備が必要です。


  2. 学習意欲の維持
     新しい分野の学習は大変です。モチベーションを保ち続けることが重要です。


  3. 訓練後の就職
     訓練を受けただけで必ず希望の職に就けるわけではありません。自己学習や資格取得など、付加価値を付ける努力が必要です。


  4. 訓練内容の選択
     自分の適性や将来のキャリアプランを考慮し、適切な訓練を選択することが重要です。


  5. 「学生」の肩書きによる弊害
     職業訓練生として「学生」の肩書きを持つことで、思わぬ弊害が生じる場合があります。例えば、ローンの申請や賃貸契約の際に、「学生」という立場が不利に働くことがあります。
     クレジットカードの発行や携帯電話の契約にも影響が出る可能性があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。


  6. 税金の負担
     訓練費が無料で失業手当があっても、税金の負担が予想以上に大きくなる可能性があります。これは、前年の収入をベースに計算されるためです。

     特に住民税、健康保険料、年金は前年の所得に基づいて計算されるので、収入が大幅に減少した年でも高額な支払いが必要になることがあります。

私の場合の税金は、前の年収が約500万円で、
健康保険料、国民年金、住民税を合わせて
年間約85万円かかりました。

計画的な資金管理と、必要に応じて分割納付などの相談をすることをおすすめします。






職業訓練を検討している方へのアドバイス



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 私の経験から、職業訓練を検討している方へ以下のアドバイスをお伝えします。

  1. 自己分析をしっかり行う
    なぜキャリアチェンジをしたいのか、どんな仕事がしたいのか、じっくり考えましょう。


  2. 情報収集を怠らない
    ハローワークや職業訓練施設のオープンキャンパスなどに積極的に参加し、情報を集めましょう。


  3. 家族や周囲の理解を得る
    長期の訓練を受ける場合、家族の理解と協力が不可欠です。事前によく話し合いましょう。


  4. 覚悟を決める
    新しいことへの挑戦は不安も大きいですが、半端な気持ちでは成功しません。覚悟を決めて臨みましょう。


  5. ネットワークを大切にする
    訓練中に出会う仲間や講師との繋がりは、将来の貴重な財産になります。積極的に交流しましょう。






まとめ




 職業訓練制度は、キャリアチェンジや新しいスキル習得を考えている方にとって、素晴らしい制度です。

 私自身、この制度のおかげで30代でのキャリアチェンジを実現できました。



 確かに、長年慣れ親しんだ仕事を離れ、新しい分野に挑戦することは勇気がいります。不安や困難もあるでしょう。




しかし、「変わりたい」という気持ちがあれば、この制度を活用することで、低リスクで新しいキャリアへの第一歩を踏み出すことができます。

 今この記事を読んでいるあなたの瞬間が、人生を変える転機になるかもしれません。
 「いつかは」ではなく「今」行動することで、新しい自分、新しいキャリアへの扉を開くことができます




さあ、勇気を出して、その扉をノックしてみませんか?


あなたの決断と努力が、輝かしい未来への第一歩となるはずです。
より豊かな生活を目指して、行動していきましょう!
ではまた。







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