みなさん、こんにちは。
最近、天気予報を見るたびにドキッとしませんか？
「記録的大雨」や「観測史上最高気温」といった言葉を、もはや珍しくなく耳にするようになりましたね。
今回は、私たちの生活をますます脅かしている豪雨災害と熱波について、少し詳しく考えてみましょう。
ただ怖がるだけでなく、どのように対策すればよいのか、一緒に考えていきましょう。
豪雨災害：まるで天から水を注ぐような激しい雨の正体
2023年7月、九州地方が大変な雨に見舞われたのをご記憶でしょうか。福岡県や大分県では、24時間降水量が観測史上最多を記録しました。まさに空から水を注ぐかのような雨でしたね。
このような大雨は、最近増加傾向にあります。気象庁の調査によると、1時間に50mm以上の激しい雨が降る頻度が、この30年で約1.4倍に増えているそうです。
なぜ豪雨が増えているのでしょうか？
これには、話題の「地球温暖化」が深く関係しています。
- 空気中の水蒸気が増加：
気温が上昇すると、空気中に含まれる水蒸気の量が増えます。つまり、雨の素となる水分が増えているのです。 - 海水温の上昇：
海の水温が上がると、水蒸気がより多く蒸発します。これが雲を大きく成長させ、豪雨の原因となります。 - 大気の循環の変化：
地球温暖化により、大気の動きが変化しています。これまでと異なる場所や時期に大雨が降りやすくなっているのです。
豪雨から身を守るには？
では、このような豪雨から身を守るには、どうすればよいでしょうか。
- 情報を頻繁にチェック：
スマートフォンのアプリで気象情報をこまめに確認するのが効果的です。危険を感じたら、すぐに対応できるよう心がけましょう。 - 避難はできるだけ早めに：
「まだ大丈夫かもしれない」と思っていると、避難が遅れる可能性があります。警報が出たら、迷わず避難を開始しましょう。 - 自宅周辺の対策：
土のうを準備したり、排水溝を清掃したりするなど、ちょっとした準備で被害を軽減できるかもしれません。 - 避難場所の事前確認：
「いざという時、どこに避難すればよいか」慌てないよう、前もって確認しておきましょう。
熱波：じわじわと忍び寄る暑さの脅威
一方で、夏の暑さも年々厳しくなっていますね。
2023年の7月、日本の各地で40℃を超える気温を記録したのをご存知ですか？熱中症で救急搬送される人の数も、過去最多を更新してしまいました。
熱中症は、高齢者や子どもだけの問題ではありません。若い方でも増加傾向にあるのです。特に、コロナの影響でマスク着用が日常となった今、より一層の注意が必要です。
なぜこれほど暑くなっているのでしょうか？
これも、やはり地球温暖化が大きく関係しています。
- 地球全体の気温上昇：
日本の平均気温は、この100年で約1.3℃も上昇しています。これは、決して小さな変化ではありません。 - 都市部の温度上昇：
アスファルトやコンクリートで覆われた都市部は、熱がこもりやすい傾向にあります。これを「ヒートアイランド現象」と呼びます。 - 大気の循環の変化：
これは豪雨の時と同様です。大気の動きが変化し、熱波が発生しやすくなっているのです。
熱中症を防ぐには？
熱中症は怖い病気ですが、適切な対策で防ぐことができます。
気候変動：私たちにもできることがあります！
こういった災害の増加は、実は私たちの日常生活とも無関係ではありません。
しかし、それは同時に、私たちにも対策の余地があるということです。
地域の絆が大切：みんなで助け合いましょう
災害時、最も頼りになるのは意外にも近隣の方々だったりします。
まとめ：備えあれば憂いなし
自然災害は確かに怖いものです。しかし、適切に準備をしておけば、ただ怖がるだけでなく、しっかりと対応することができるはずです。
今日からできることから始めてみませんか？
自分や大切な人を守るため、小さな行動から始めてみましょう。災害はいつ来るかわかりません。
私たちには準備する時間があります。
この記事を読んだ今、少しだけ防災について考えてみませんか？明日の安全は、今日の小さな行動から始まります。
さあ、一緒に安全な未来を作っていきましょう！ではまた。
